バイアグラについて考える男性

バイアグラはなぜ有名なのでしょう。バイアグラはなぜ選ばれているのでしょう。バイアグラ以外にもたくさんの治療薬がありますが、代名詞とも言えるバイアグラについて考えていきましょう。

ED治療は保険適用にならず、バイアグラとICI治療

ED(勃起障害)治療は、薬の処方も含めて保険が適用されません。なので、全額自己負担の治療になってしまい、患者に負担がかかります。
バイアグラはED治療薬の代表的な薬で、PDE5(ホスホジエステラーゼの5型)という酵素の働きを阻害することで、血管拡張物質であるcGMP(サイクリックグアノシン一リン酸)が壊されるのを阻止してペニスに血液が供給されやすい状態を作り出します。これによりペニスの海綿体に流れ込む血液の量が増えるので、勃起を維持しやすくなります。
バイアグラ開発以前にED治療の第一選択肢として欧米で使われていたのが、ICI治療です。陰茎海綿体注射といって、患者本人がペニスに勃起を促す薬剤を注入する治療法です。
効果はすぐに起こります。注射後10分以内に完全に勃起して、この状態が2時間程度続きます。ただし日本では医療機関で注射してもらう必要があるので、注射したらすぐに現地に直行しなければいけないという慌ただしさがあります。
また、保険適用外なので、1本で軽く1万円以上の費用がかかってしまうことが多いです。
薬剤によって強制的に勃起を起こさせるので、性行為の満足感も得られません。性的刺激がなくても構わないという人であれば良いですが、性行為を満足のために行うという人には、メリットが少ないかもしれません。
ただ、バイアグラなどのED治療薬は狭心症や心筋梗塞の治療薬の硝酸剤と併用できないので、これらの治療薬を使っている人は服用による治療が行えません。
一方、ICI治療は局部にだけ薬剤が作用するので、硝酸剤などの薬を使っていても使える可能性があるというのがメリットです。
薬が効かない場合には、ICI治療を選択してみても良いでしょう。